主人公。高校二年生。おとなしく、学校ではいつも一人で本を読んでいる目立たない存在。歴史マニアで、戦術に詳しい。同じ趣味を持つ仲間が集うチャットが唯一の拠り所。隣の家に住む幼馴染・千代野綾に密かな想いを寄せているが、学校でしゃべることはほとんどない。

守のクラスメイトにして、幼馴染。育ちのいいお嬢様で、文化祭のミスコンで優勝するほどの美人だが、お高くとまらず、誰に対しても心優しい。17歳の誕生日を迎える1週間前に、地方議員の父親の都合で、強制的に東京に引っ越しさせられることになってしまう。

かつて、大人たちを相手に“七日間戦争”を戦い抜いた人物。本作ではそれから30年ほどの月日が流れているが、この新しい“７日間戦争”に彼女はどのように関わってくるのだろうか。

守たちのクラスメイト。陸上部で活躍する、曲がったことの嫌いな体育会系少女。親友の綾のことをいつも気にかけている。父親は、建設会社の社長。

守たちのクラスメイト。ノリが軽く、守のクラスでは中心的な存在。当然、女子からもモテる。「面白そうじゃん！」と、守たちのバースデーキャンプに参加する。

守たちのクラスメイト。幼馴染の紗希に無理やり連れてこられたため、バースデーキャンプに乗り気ではない。

守たちのクラスメイト。物事を深く考えず、ノリだけで生きているような少女。「パーッと盛り上げよ♪」と、綾の誕生日を祝うため、バースデーキャンプに参加する。

守たちより先に石炭工場に潜んでいた、タイ人の子供。11歳。不法滞在の摘発から逃げる際にはぐれてしまった家族を探している。

綾の父、千代野秀雄の議員活動を支える秘書。一見、やる気がなさそうに仕事をこなすが、実は頭の切れる男。